統合報告書2022
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14※1 使用済みPETボトルを回収・リサイクル処理した上でPETボトルとして再生し、飲料の容器として用いること※2 アルミ缶の水平リサイクル※3 製品の輸送や保管の際に使用される水色や黒色などの荷役台※4 瓶製品を入れるケースティー委員会では、各部門のリーダーシップレベルの社員が多様な議論を交わし、社内に速やかにフィードバックを行っております。これらは当社のサスティナビリティー活動を円滑に進めるための指針となっております。 また、同じく「持続的価値提供における重要テーマ」に 私がビジネスの基盤として最も重要視しているのは、人財および組織力です。当社は、統合などを経てさまざまな価値観を持った人財、文化が共存する企業となっております。これらを強みとして捉え、多様性を活かしながら人財価値を最大化し、持続的な成長を実現する各種施策を実行しております。また、変革を推進していくリーダーに向けた「人財育成プログラム」の実施など、学びの機会を積極的に提供し、組織全体の能力の向上を図っております。さらに、社員が能力を最大限に発揮できるよう、成果を重視した報酬制度の導入や各種表彰制度の整備を行っているほか、ダイバーシティ・エクイティー&インクルージョン(DE&I)の強化や多様な働き方の推進など、さまざまな施策に取り組んでおります。 今後も、当社の強みであり当社の将来の成長にとって重要な「人財価値」をさらに向上させるために、積極的に人財育成に向けた投資を実施してまいります。 私たちは、これからもみなさまのニーズにお応えすべく、高い品質基準を維持し、安全で信頼できる製品とサービスを提供し続けてまいります。また、事業活動を通じてさまざまなステークホルダーに価値を提供することにより、社会全体に好循環を生み出してまいります。困難な事業環境にあっても、私たちが前に進む原動力は、ステークホルダーの分類している「容器&リサイクル(循環型社会)」への対応としては、資源を有効活用すべく「ボトルtoボトル※1」をはじめ、「CAN to CAN※2」や物流資材のリサイクルである「パレットtoパレット※3」「シェルtoシェル※4」など、さまざまな水平リサイクルの取り組みを実施しております。みなさまのために価値を創造し、今後何十年にもわたって選ばれ続ける存在でありたいという想いです。「すべての人にハッピーなひとときをお届けし、価値を創造する」ことで、私たちは、持続可能な成長・企業価値の向上に向けて歩みを進めてまいります。引き続き当社へのご理解、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。人財戦略の強化により、人的資本経営を推進

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