統合報告書2022
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17優先事項重点事項ジェンダー年齢 / 世代障がい者支援LGBTQ・持続可能で、且つ、地域にも関連性のある取り組み容器 / PET温室効果ガス排出量再生可能エネルギー水「サスティナビリティーフレームワーク」を推進する一方で、さらなる社会環境変化への対応が必要日本のコカ・コーラシステムの「サスティナビリティーフレームワーク」 日本のコカ・コーラシステムは、2019年に「多様性の尊重」「地域社会」「資源」の3つのプラットフォームと優先度が高い9つの重点課題を特定し、これらをまとめた「サスティナビリティーフレームワーク」を策定しました。同フレームワークに基づく活動を推進する一方で、策定から4年が経過し、グローバル経済、地政学的リスク、少子高齢化、気候変動などのマクロ環境は変化し続けています。昨今では新型コロナウイルス感染症、原材料・資材・エネルギー価格の高騰や円安などが消費行動やビジネスに3つのプラットフォームと9つの重点課題当社を含む日本のコカ・コーラシステムは、SDGsの関連レポート・指針や、消費者団体・小売業者・NPO・学術団体・ESG投資家といった外部ステークホルダーインタビューを含む外部コンサルタントレポートやベンチマーク調査、ISO26000、官公庁レポートなどから抽出されたさまざまな社会課題を洗い出し、189の課題を抽出しました。そして、抽出した課題を、「再生可能エネルギー」「高齢化社会」などの一般的な共通項目ベースで33の項目に絞り込み、そのなかから社会的に重要性が高くビジネスとの関連性が高い15項目を重点課題として特定しました。さらに、日本コカ・コーラと当社のマネジメントおよび若手社員のインタビューやワークショップでのディスカッションを経て、新たに4項目を特定、19項目をコカ・コーラシステムの重点項目としました。それらを整理し直し、「多様性の尊重」「地域社会」「資源」の3つのプラットフォームと9つの重点課題を特定し、共通のフレームワークとして合意しました。大きな影響を及ぼすなど、不透明かつ厳しい事業環境が続いており、将来の予測が難しい状況にあります。 そのようななかにおいても、当社の「すべての人にハッピーなひとときをお届けし、価値を創造します」というミッションの実現を目指していくために、部門横断メンバーによる全社プロジェクトチームを発足させ、当社独自のマテリアリティの特定を進めました。多様性の尊重地域社会全国規模で行う・2つのプラットフォーム(多様性の尊重、資源)で影響力を発揮資源STEP1   現状認識マテリアリティ特定プロセス当社は、日本のコカ・コーラシステムの「サスティナビリティーフレームワーク」に基づき、社会課題の解決に向けたCSV活動を推進しています。2023年、さらに取り組みを深化させ、ミッションの実現を目指すことを目的に、当社独自のマテリアリティを特定しました。

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