水12%252022年、飲料業界全体が人出回復の恩恵を受けるなか、当社は変革の重要施策を着実に実行し、売上最大化や効率性向上、コスト削減を図るとともに、成長基盤の再構築に取り組んできました。また、DX推進や営業担当者の能力開発、営業変革を継続し、効果・効率を考慮しながら積極的に投資を行いました。さらに、営業部門とサプライチェーン部門の連携の深化により、需要急増の局面でも安定供給を実現できるプロセスの構築に取り組みました。特に注力してきたS&OP(Sales and Operations Planning)プロセスの刷新の効果が表れてきており、人出の回復に加え、猛暑の影響があった夏の最盛期にお得意さまとの緊密な連携で需要急増に対応し、製品欠品による販売機会ロスを最小限に抑制し、需要を獲得した成功は顕著でした。製品面では、ブランドの強化とターゲットを絞った新製品の導入を進めてきました。「コカ・コーラ」「アクエリアス」「い・ろ・は・す」「ジョージア」「コスタコーヒー」「やかんの麦茶 from 一(はじめ)」などにおいて、魅力的なキャンペーンの実施や店頭でのプロベンディング23%販売数量の状況(2022年実績)オンライン4%リテール・フード17%スーパーマーケット24%ドラッグストア・量販店17%コンビニエンスストア14%果汁6%コーヒー20%モーション活動の強化に取り組みました。これにより、販売数量は当初計画を上回る成長を達成しました。また、新製品として発売した「ジョージア ZEROシリーズ」や「よわない檸檬堂」は、掲げていた販売数量目標を達成しました。チャネル全体では、チャネル横断で主要なお得意さまとの「Win-Win」となるコラボレーション施策などを実施し、関係を強化いたしました。また、ベンディングチャネルでは、自動販売機の稼働台数を前年から1万台以上増加させたことや、コカ・コーラ公式アプリ「Coke ON」がダウンロード数4,500万(2023年3月末時点)を超え、強力なプラットフォームへと成長してきたことなどが、継続した金額シェア成長に貢献しています。スーパーマーケットなどの手売りチャネルでは、価格改定後の数量減少影響を緩和すべく、売場の活性化や製品配荷の強化を図ってきました。リテール・フードサービスチャネルでは、お得意さまとの戦略的な成長パートナーシップにより人出回復で増加する外食の機会を捉え、力強い回復を遂げました。オンラインチャネルは炭酸25%茶系24%スポーツ9%コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社 執行役員 最高営業責任者 兼 営業本部長コスティン・マンドレアチャネル別カテゴリー別営業戦略変革や成長基盤強化の取り組みが売上収益成長と金額シェア拡大の成果へ「4つの柱」を掲げて収益性重視の戦略を推進
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