262023年営業戦略の4つの柱コロナ禍で変化する消費行動を背景に、ラベルレス製品のラインナップを拡充したことなどにより、全チャネルで最大の売上成長を達成しました。また、原材料・資材・エネルギー価格の高騰や為替の影響への対応と収益基盤の強化を図るべく、業界に先駆け2022年5月に2023年も営業戦略の柱として、「ポートフォリオの拡大」「ベンディングチャネルを通じた成長」「収益性重視の価格戦略」コーヒー・茶系・水に注力し、カテゴリーにおけるプレゼンスの向上の市場投入獲得に向けオケージョンに合わせた製品提案2023年は、2022年に得た成果と学びをもとに、収益性重視の営業戦略を実行しています。ポートフォリオの拡大に向けて、コアカテゴリーの炭酸、コーヒー、茶系、水に注力しています。また、独自技術を活用した「アクエリアスニューウォーター」「紅茶花伝 デザート とろけるピーチティー」、アルコールでは「ジャックダニエル&コカ・コーラ」などの魅力的な新製品を展開しています。発売時のマーケティング活動に加え、さらなる人出回復の機会に向け、新たな飲用習慣に合わせた製品提案にも注力しています。ベンディングチャネルは、人出が回復する局面において、ますます重要な販売チャネルになると考えています。2023年は、これまで構築してきた成長基盤を活用し、新規設置活動や品揃えの強化などに取り組んでいます。また、さらなるDX推進に取り組んでおり、「Coke ON」の活用でユーザーエクスペリエンスの向上を図るとともに、セールスパーソンのオペレーション業務をオン● コアカテゴリーの炭酸・● 持続可能なイノベーション● 変化する消費者ニーズ● 「Coke ON」活用や品揃え強化による自動販売機1台当たりの売上最大化● 収益性の高いロケーションへの自動販売機の設置による稼働台数の純増● DXによるオペレーションのさらなる効率化● 2023年5月の価格改定の● 収益性重視の営業活動の大型PETボトル製品の価格改定を、同年10月に小型パッケージ製品などの価格改定を実施しました。厳しい競争環境下での難しい決断ではありましたが、強い意志に基づく経営判断と、徹底した市場実行が成果となって表れており、ケース当たり納価の上昇や収益性改善に大きく貢献しました。「力強い市場実行」の4つを掲げ、営業活動を推進しています。実施徹底と費用対効果を見極めた効率的なマーケティング投資ラインで行うことで効率化を進めています。収益性重視の価格戦略としては、外部要因によるコスト上昇への対応と収益基盤の強化を図るべく2022年に続き、今年5月にも価格改定を実施いたしました。また、収益性重視の営業活動の徹底や、効果・効率を重視したマーケティング投資の実行に努めていきます。市場での実行施策においては、部門横断した営業体制で、多面的にカスタマーマネジメントを行うことにより、お得意さまとの関係強化を図っていきます。また、製品の安定供給やサービスの品質向上を通じて、お客さまやお得意さまのニーズに応えるべく、S&OPプロセスのさらなる深化にも取り組んでいきます。より健全で収益性の高い企業を目指し、収益性重視の営業活動を実行し、今後もお客さまやお得意さまへハッピーなひとときを提供し続けていきます。● 部門横断した営業体制で、カスタマーエンゲージメントの強化● サービス品質向上につながる● 日本コカ・コーラとの連携強化を通じて、日本のコカ・コーラシステムとしての強みを発揮S&OP活動の深化ポートフォリオの拡大ベンディングチャネルを通じた成長収益性重視の価格戦略力強い市場実行「4つの柱」を主軸とし、売上収益回復と持続可能な収益構造の確立を目指すさらなる成長機会の獲得と収益性重視の営業戦略の実行に注力
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