統合報告書2022
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39CCBJHグループでは「すべての人にハッピーなひとときをお届けし、価値を創造します」というミッションを掲げています。この言葉には、当社の社員一人ひとりが製品・サービスを通じて、すべての人の日々の生活に寄り添い、幸せな時間や人生の大切な場面につながる価値を生み出し、未来へつないでいくと2019年、日本のコカ・コーラシステムは「多様性の尊重」「地域社会」「資源」の3つのプラットフォームと9つの重点課題を特定した「サスティナビリティーフレームワーク」を発表しました。当社は、重点課題を特定するだけでなく、解決するために具体当社は、2023年より、サスティナビリティー委員会を新設し、「CSV Goals」をベースに、気候変動や生物多様性などのさまざまな課題について方針・戦略などを定める体制を強化しています。当委員会では、エグゼクティブリーダーシップチーム(ELT)いう強い想いが込められています。当社はこの価値の創造において事業の成長による経済価値、そして社会課題の解決で生み出される社会価値、この2つの価値をともに向上させる共創価値(CSV:Creating Shared Value)を経営の根幹としています。これが当社のサスティナビリティー戦略の基礎となっています。的な数値目標として非財務目標「CSV Goals」を定めています。そして、毎年取り組みの進捗を確認しながら、バリューチェーン全体でPDCAサイクルを回し、着実に目標達成に向けて歩みを進めています。のメンバーがサスティナビリティー課題について議論を行い、決定した方向性や戦略を速やかに各部門へフィードバックすることにより、各部門におけるサスティナビリティー活動の徹底と円滑化を図っています。また、取締役会でも気候変動領域やコカ・コーラボトラーズジャパン株式会社執行役員 最高経営戦略責任者 兼 経営戦略本部長荷堂 真紀サスティナビリティー戦略共創価値を経営の根幹とする当社のサスティナビリティー戦略ミッション実現に向けた「CSV Goals」の達成サスティナビリティー委員会の新設「当事者意識」をキーワードにサスティナビリティー経営を推進

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