統合報告書2022
41/88

● 実施内容は業務執行報告書にて取締役会へ報告● 決議が必要な議題は取締役会へ諮る40生物多様性の保全を含むサスティナビリティー関連のリスク対策が重要だと考えており、経営方針を策定するにあたり、サ報告サスティナビリティー委員会事務局:サスティナビリティー戦略統括部報告TCFD ワーキンググループ当社は、気候変動の適応と緩和をマテリアリティのひとつに挙げており、2022年はTCFDに基づく情報開示や気候変動イニシアティブへの参画、そのほかにも地域の方々と社員の協力により森林保全や水源涵養の活動を各地で実施しました。また、資源を有効活用すべく「ボトルtoボトル」をはじめ、「CAN to CAN※1」「パレットtoパレット※2」「シェルtoシェル※3」など、さまざまな水平リサイクルの取り組みも継続的に推進しています。社員が「CSV Goals」を理解・共感・納得して行動につなげら 当社は、かけがえのない「水」を使用しビジネスを行う企業として、自然環境を保全するという目的を持ち、水の持続可能性と環境負荷低減に取り組んでいます。そのため、何十年にもわたり「水」を保持するための植林活動の実施や水源の清掃活動に社員も積極的に参加し、工場で使用した水と同等量の水を保全し自然に還すといった涵養活動を行ってきました。私たちが重要※ Executive Leadership Teamの略。 CEOと各本部長を含めたCCBJIグループ全体のマネジメント組織スティナビリティー委員会で議論されたリスク選定および成長性を考慮しています。議長代表取締役社長 最高経営責任者構成メンバーELT※メンバーで構成し、議題に応じて関係者も参加気候変動領域や生物多様性の保全を中心としたサスティナビリティー関連のさまざまな課題に関する方針・戦略議題開催頻度年4回 (1月/4月/7月/10月)報告方法れるように定期的なオンライン勉強会や、eラーニングの実施、また、社外に向けて当社のサスティナビリティーの取り組みを伝えられるように社員講師の育成を行っています。こうした取り組みが一人ひとりの意識の変化や当事者意識を持った行動のきっかけとなり、社会課題の解決につながると考えています。※1 アルミ缶の水平リサイクル※2 製品の輸送や保管の際に使用される水色や黒色などの荷役台※3 瓶製品を入れるケースと捉え、継続してきたことが、結果的に社会課題の解決につながっています。今後も、さまざまな社会課題に積極的かつ持続的に取り組むことで、価値を生み出し、水も空気もきれいで誰もが豊かな暮らしを楽しんでいる、ハッピーなひとときを体感できる世界の実現を目指していきます。サスティナビリティー委員会推進体制サスティナビリティー推進フローサスティナビリティー委員会の運営取締役会監督監督連携各部門社外に向けた開示情報の充実、社内に向けた当事者意識の醸成サスティナビリティーの取り組みを継続することが、ハッピーなひとときと、価値創造の実現につながる

元のページ  ../index.html#41

このブックを見る