統合報告書2022
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43決し、よりよい職場環境の構築を推進しています。●DE&I 意識向上のための全社施策DE&Iを実現するためには、社員一人ひとりが持つバックグラウンドや価値観、考え方の違いをお互いが尊重し、関心を持ち協力し合うことが重要です。差別やハラスメントのない職場づくりに向けて、私たちはハラスメント行為に対して厳しい規定を設けています。また、入社時や管理職就任時に加え、定期的に各部門の特徴に合わせた実践的なハラスメント防止トレーニングを通じて、健全な職場環境の醸成に注力しています。多様性を理解し尊重し合える組織文化の醸成・定着に向けた取り組みとしては、アンコンシャスバイアス・トレーニングやインクルーシブリーダーシップ・トレーニングを提供しています。サポートしています。また、世界のコカ・コーラシステム内での人財交流プログラムを通じて、海外のベストプラクティスから学ぶことで業務改革を進め、ビジネスの成長へつなげています。CCBJHグループは、DE&Iの推進をマテリアリティのひとつと位置付けています。環境やお客さま、お得意さまの多様なニーズに対応し、私たちが持続的に成長していくために、多様性を重視し、さまざまなバックグラウンドや価値観を持つ社員一人ひとりが学ぶ向上心を忘れず能力を発揮できる職場環境を構築しています。マネジメント体制についても、国籍、性別、年齢や経歴など多様性を重視しており、さまざまな角度から課題を捉え議論し、意思決定を行うなど、ダイバーシティ経営の実現に努めています。ダイバーシティに関する全社施策は専任部門であるDE&I課が企画・推進をリードしています。隔月でダイバーシティ・フォーラムを開催し、各部門から選出されたアンバサダーと人事担当者がベストプラクティスや課題を共有し、タイムリーに問題を解DE&I中期ビジョン社員一人ひとりの多様性を尊重することで、性別、年齢、人種、国籍、性的指向、性自認または表現などの属性、障がいの有無また就労におけるさまざまな制約要因にかかわらず、すべての社員が能力を最大限に発揮できる機会を提供しています。私たちは多様性が成長の原動力であるという考え方のもと、 外国籍人財を新卒や中途で採用を行い、多様性に取り組んでいます。外国籍の社員には、日本語や日本文化、暮らし方に関するトレーニングを提供し、スキルや能力を十分に発揮できるよう性別年齢性的指向性自認・表現障がいの国籍個々人の属性人種時間健康有無就労における制約要因言語ステークホルダーの多様なニーズに対応し、持続的な成長を実現するために多様な人財の育成に注力していきます。また、さまざまなバックグラウンドや価値観を持つ社員一人ひとりが能力を発揮できる職場環境の構築を進めていきます。国際色豊かな人財が集まるイベントで社員間コミュニケーションを促進・活性化人財交流プログラムの一環として基山工場で研修を受けるCoca-Cola Beverages Philippines Inc.のメンバーダイバーシティ・エクイティー&インクルージョン(DE&I)ナショナリティ多様性の尊重

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