統合報告書2022
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49地域社会●奨学支援事業 コカ・コーラシステムの奨学支援事業の歴史は、1966年にまで遡ります。当社では、公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団の支部として、優秀な青少年を地域社会に貢献できる人財に育てるために、給付型奨学金支援事業を行っています。大学進学者のほか、サスティナビリティーやSDGsの推進を目的とした大学院進学者も奨学生として採用しています。●全肢連への支援 当社を含むコカ・コーラシステムでは、肢体不自由児・者の福祉の増進と、自立による社会参加を目的としてさまざまな事業を推進する一般社団法人全国肢体不自由児者父母の会連合会(全肢連)に対し、全肢連ステッカー付自動販売機の売上金の一部を活動費として寄付するなど、1980年より40年以上にわたり支援しています。品を、企業から寄贈を受けて福祉施設や困っている人に届ける団体や活動●市村自然塾九州による教育改革への協力 子どもの教育改革の一助のため、当社が設立に関わった市村自然塾では、「生きる力を大地から学ぶ」を基本理念に、農作物の栽培、収穫の作業や団体生活を通じて、子どもたちが自主性や社会性を身につけ、主体性や創造性などの資質を育む場を提供しています。参加者は3月末から12月初旬までの約8ヵ月、佐賀県鳥栖市の豊かな自然のなかで仲間やスタッフとともに過ごし、さまざまな活動を体験します。2023年度の新入社員によるクリーン活動(東京)ラブアース・クリーンアップへの参加(福岡)フードバンクへの製品寄贈数(2022年実績)特定非営利活動法人eワーク愛媛への飲料製品寄贈(愛媛)森林保全活動(広島)社員のボランティア参加率(2022年実績)地域のみなさまへのサポート●フードバンク※への飲料製品寄贈 当社は2016年から日本初のフードバンク団体であるセカンドハーベスト・ジャパン(公益財団法人日本フードバンク連盟加盟)や一般社団法人全国フードバンク推進協議会などとパートナーシップを結び、各地域のフードバンク団体を通じて、子ども食堂や社会福祉施設に、定期的な飲料製品の寄贈を行っています。 2022年は、17都府県の24団体に、コカ・コーラ社製品を38,713ケース(937,852本)寄贈しました。※「食料銀行」を意味する言葉で、品質には問題がないにもかかわらず処分される食社員ボランティア活動の推進 当社では、社員も地域社会の一員であるという考えのもと、社会福祉活動や清掃活動、森林保全活動や草原再生活動など、社員が地域社会に貢献するボランティア活動を推進しており、ボランティア休暇制度の導入などで活動を後押ししています。38,713ケース937,852本20.0%

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