■販売計画でのAI、 ビッグデータの活用■契約書の電子化■デジタル技術の導入 低コストオペレーションの実現に向け、製品包装材の資材倉庫からの自動搬送や、自動型替システムの導入、遠隔監視システムによる製造設備の稼働状況のモニタリング実施など、製造IoTシステムの導入を進めています。 高効率な倉庫運営の一環として、2021年に稼働した最新自動物流センター「埼玉メガDC」では、自動格納ラックや自動ピッキングシステムの導入等を含め設備の自動化を図りました。2022年に稼働予定の「明石メガDC」へも同システムを展開しています。23■バリューチェーンの各領域におけるDX■ICT(情報通信技術)基盤の強化DXの取り組み例ICT基盤企業価値向上に向けたDX推進 当社は、総合飲料企業として、安全・安心な製品をお客さまへお届けすることに加え、多様化するお客さまのニーズに迅速に対応 DX推進は重要施策のひとつであり、これを通じて市場競争力、効率性、生産性の向上を図っています。販売計画製品製造物流調達製品製造デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組み統合ERPシステムの導入 バックオフィスサポート、在庫管理、カスタマーサービス等を一貫して担う統合ERP(Enterprise Resource Planning)システム「Cokeone+(コークワン)」を導入しています。情報の一元管理・可視化、ハンド業務や重複入力業務の削減等により、経営分析力の強化、業務品質およびプロセスの改善、生産性向上・効率化に貢献しています。業務効率化に向けたRPA※1の導入 2018年以降、定型業務を中心にあらゆる分野でRPAの導入を進めています。現在、180以上のソフトウェアロボットが稼働しており、導入前と比べ年間100,000時間以上※2の業務の自動化を実現しています。 RPAを含むデジタルを活用した業務効率化を加速すべく、「RPA開発スキルトレーニング」を開催するなど、社員一人ひとりがデジタルスキルを身につけ、業務改善を進められるような取り組みを実施しています。※1 Robotic Process Automationの略。※2 2021年末時点
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