アニュアルレビュー2021
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■サスティナビリティー活動の目的と戦略■3つのプラットフォームと9つの重点課題[当社の取り組み例]●ダイバーシティ&インクルージョンの推進●女性活躍の推進 ●障がい者雇用の推進●ワーク・ライフ・バランスの推進●次世代育成 ●LGBTQに対する平等な機会提供●自動販売機を活用した地域貢献(災害時支援等)●SDGsセミナーの開催●産官学民連携の地域課題への取り組み●オンライン工場見学●水資源保護活動の実施●温室効果ガス排出量の削減●リサイクルの推進 ●環境負荷の少ない容器の採用等●お得意さま、取引先や業界団体との協働27サスティナビリティー活動の目的全体的な戦略コカ・コーラシステムは、環境や日常生活、私たちを取り巻く地域社会などの各場面で、日本が直面する重要な課題に対し、ビジネスを通じて変化をもたらし、さわやかさを届けながら、未来を共創していくことに責任を持って取り組みます。重要課題に対する人々の関心を高め、課題解決の活動を推進するリーダーシップを発揮する●「多様性の尊重」に関して、自社の先進的な事例を示しながら飲料業界をリードする●日本のすみずみまでいきわたる活動力を有効利用し、「地域社会」との協働の取り組みを強化する●「資源」を効率よく持続可能に利用することを目指し、業界と協力しながら、主導的役割を担うコカ・コーラシステムのサスティナビリティーフレームワーク 2019年、日本のコカ・コーラシステムは、サスティナビリティーのグローバル目標達成に加えて、日本独自の課題をベースとした戦略を立案しアクションプランへ落とし込むために、サスティナビリティーにおける課題抽出と優先順位特定に取り組み、「多様性の尊重」「地域社会」「資源」の3つのプラットフォームと取り組むべき9つの重点課題を設定するなど、活動の拠り所となるフレームワークを構築しました。 当社はこのサスティナビリティーフレームワークに基づき、CSVの取り組みを推進してまいります。また、各領域における持続可能な開発目標(SDGs)との関わりを検証し、SDGs達成への貢献も果たしてまいります。CSVの取り組みCSVに関する基本的な考え方 当社グループは、「共創価値(CSV)」を経営の根幹とし、社会と事業それぞれの重要度を考慮しながら「多様性の尊重」「地域社会」「資源」の3つを重要な領域と位置づけています。また、日本のコカ・コーラシステムの一員として、環境や日常生活、私たちを取り巻く地域社会などの各場面で、日本が直面する重要な課題に対し、ビジネスを通じて変化をもたらし、さわやかさを届けながら、未来を共創していくことに責任を持って取り組みます。 また、CSVの実現に向けたESG(環境・社会・ガバナンス)分野における当社グループのコミットメントを示す「CSV Goals」を策定し、取り組みを推進しています。社会との共創価値(CSV)の実現に向けて

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