アニュアルレビュー2021
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8回日本のコカ・コーラシステムの温室効果ガス(GHG)削減目標※対象製品合計、2021年出荷実績に基づく2022年販売予測 日本コカ・コーラ社試算東海工場、広島工場、えびの工場の見学施設に、太陽光パネルを設置し、自社電力として利用。2020年10月に完成した広島工場の見学施設には、透過性のある太陽光パネルを設置し、利用お得意さまへの配送ルートの効率化やエコドライブの徹底、電気自動車やハイブリッド車など低燃費車両への入替促進、営業車両の小型化2020年3月、「い・ろ・は・す 天然水」、2021年5月に「コカ・コーラ」、「ジョージア」に100%リサイクルPETボトルを導入主要な旗艦製品に100%リサイクルPET樹脂を用いることで1本あたり約60%、日本のコカ・コーラシステム全体で年間約26,000トンのGHG排出量削減の見込み※2021年10月発表具体的な事例価値創造への挑戦社会との共創価値(CSV)の実現に向けてその他の間接的なGHG排出量30https://www.ccbji.co.jp/csv/humanrights/詳しくはホームページをご覧ください。人権啓発推進プログラム実施回数脱炭素化への取り組みを推進 〜温室効果ガス(GHG)排出量削減に向けて〜 当社は、事業の成長と社会課題の解決を両立すべく、これまでにさまざまな形でGHG排出量削減に取り組んできました。そのようななか、日本のコカ・コーラシステムは、2030年までの国内バリューチェーン全体におけるGHG排出量の削減目標を策定し、2021年10月に公表しました。2030年までにスコープ1(直接的なGHG排出量)およびスコープ2(間接的なGHG排出量)の領域で2015年比50%の削減、スコープ3(その他の間接的なGHG排出量)で同比30%の削減を目指します。 当社が行うボトリングビジネスはバリューチェーンの重要な領域を担っており、当社はコカ・コーラシステムの一員としてこの目標の達成に貢献を果たすべく、100%リサイクルPETボトルの展開拡大や再生可能エネルギーの活用など、取り組みをさらに推進してまいります。水資源保護の推進 当社は、「CSV Goals」において「水使用量30%削減(2015年比)」および「水源涵養率200%維持」の目標を掲げており、製造に使用する水の効率的な利用(Reduce)や再利用(Reuse)、水を育む森林保全等の水源涵養活動(Replenish)を基軸に、水資源保護を推進しています。 2021年12月には、企業や自治体向けに環境情報開示システムを運営する国際的な非営利団体CDPが実施した「水セキュリティ」調査において、リーダーシップレベルである「A−(マイナス)スコア」を獲得しました。今後も、かけがえのない「水」を使用したビジネスを行う企業として、水資源保護や水使用量削減に取り組んでまいります。人権の尊重 当社は、人権尊重を持続的な社会の発展を実現するための企業活動の基本と位置づけており、人権にかかわる各種原則の遵守や人権尊重の徹底、啓発活動の推進等に取り組んでいます。 社員に対しては、人権への理解を深めるための研修やeラーニング、定期的な情報発信等を実施しており、人権問題を自らの課題として受け止め、他人を思いやり、常に相手の立場に立った行動ができる社員の育成を図るとともに、オープンで率直なコミュニケーションが尊重される健全な職場環境づくりを推進しています。 また、当社は人権デューデリジェンスに関して、社員に対しては「就業規則」および「ダイバーシティ・アンド・インクルージョンに関するポリシー」の中で、調達においては「サプライヤー基本原則」の中で明示するなど、人権尊重に関して責任ある取り組みを徹底しています。(      )2021年

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