リスク評価・ 重要リスク・機会の決定事象発生詳しくは有価証券報告書をご覧くださいhttps://www.ccbj-holdings.com/ir/library/securities.php 当社のERMプログラムは、気候変動やサスティナビリティーの分野を含むあらゆるリスクに対応する能力を強化するものと考えています。その1つは、温室効果ガス(GHG)排出量に関するものであり、GHGの排出量を最小限に抑えながら、会社の成長と社会課題の解決をともに達成していくための戦略実行に努めています。取締役会は、この領域のリスク対策をたいへん重要と考えており、2021年以降、気候変動への対策を積極的に評価しています。 当社の強固なリスクマネジメントシステムにはさまざまなプロセスがあり、これには、経営陣による定期的な討議や、年次計画および中期計画の策定サイクルへのリスクマネジメントプロセスの統合、リスクプロファイルの変更や機会を創出する可能性のある事象についての内部・外部環境の継続的なモニタリング、全社のERMの意識向上に向けた教育およびトレーニングなどが含まれています。ガバナンス・財務基盤コーポレート・ガバナンスサイバーセキュリティとシステムサスティナビリティー財務リスク倫理・コンプライアンス人財(確保と維持)消費者嗜好の変化マクロ経済(パンデミック)気候変動広域・大規模災害対応40PDCA51243モニタリング・実効性の測定リスク・機会・対応策抽出対応策実行責任者・対応策の決定初期対応コカ・コーラシステムのIMCRプロセスを活用し、定期的なトレーニングとシミュレーションを行うことにより、事業の継続性を強化するとともに、危機管理能力の向上を図っています。定期的な訓練を通じて災害対応計画の評価・改善を行い、事業継続計画が適切であることを確認しています。自然災害小売り環境の変化調達価格フランチャイズ関係重大な問題事象・事故対応リスクの査定対策実施事業仮復旧製造、物流、インフラストラクチャーリカバリー事業復旧事業変革品質と安全性安全衛生予防的活動リスク予防対応およびリカバリー危機管理プログラム(IMCR)初期リスク査定災害対策本部初動対応リスクの重要度:高リスクの重要度:中危機管理 危機管理は、当社のビジネスレジリエンスプログラムにおいて中核となる要素です。危機管理においては、コカ・コーラシステムのインシデントマネジメント&クライシスレゾリューション(IMCR)と呼ばれる「危機管理プログラム」を活用しています。十分に準備されたコカ・コーラシステムの危機管理チームは、有害事象に対応し、事業継続計画(BCP)を発動する判断を含め、事象に応じてスムーズな意思決定を行います。事業活動に大きな影響を及ぼす広域・大規模な自然災害が発生した場合には、「災害対策本部」を立ち上げ、事業活動の調整を行います。[実行中のビジネスレジリエンスプログラム]主要なリスク 当社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローに重大な影響を及ぼす可能性のある主要なリスクは以下のとおりです。当社が管理している主要なリスクの概要や主な影響、鍵となる当社のリスク軽減策の詳細は、有価証券報告書をご覧ください。なお、これらの主要なリスクすべてが当社のビジネスに最終的に影響を及ぼすわけではありません。また、まだ把握されていないリスクや現時点で重要でないと評価されるリスクが最終的に当社のビジネスや財務状況に影響を及ぼす可能性もあります。当社は、新たに発生するリスクを把握するとともに適切な対策を講じるべく、早期警戒指標を設定しています。
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