0000△99億円△182億円(注1)事業利益は、事業の経常的な業績をはかるための指標であり、売上収益から売上原価ならびに販売費及び一般管理費を控除するとともに、その他の収益およびその他の費用のうち経常的に(注2)2021年の親会社の所有者に帰属する当期利益には非継続事業が含まれています。事業利益につきましては、数量成長やパッケージミックス改善、第2四半期(4月1日〜6月30日)におけるケース当たり納価改善による利益貢献に加え、変革の推進などによるコスト削減の効果があったものの、原材料・資材・原油等の価格高騰や円安の影響、前年同期に実施した一時的なコスト削減の反動等が響き、前年同期比34億円減の182億円の損失となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益につきましては、前年同期に子会社であったキューサイ㈱の株式譲渡益を非継続事業で計上していたことの反動から前年同期比95億円減少し99億円の損失となりました。今後の見通し 本年下期(7月1日〜12月31日)以降、原材料等の価格高騰や円安の進行がさらなるコスト負担となる見込みです。また、新型コロナウイルス感染症の動向や景気下振れリスクに対する消費者マインドなどにも注視が必要な状況です。引き続き不透明な状況やコストの増加が見込まれるなかではありますが、当社は人出回復の機会を捉えた活動の継続や、10月1日の小型パッケージ製品等の価格改定を予定どおり実施すること、(億円)4,0003,0002,0001,000(億円)100△100△200継続的な変革の推進に加え、あらゆるコストのコントロールに努めることにより、5月に公表した通期事業利益目標の達成を目指してまいります。そして、これらの取り組みを通じて、持続的な成長に向けた強固な基盤の構築を図ってまいります。株主還元について 配当につきましては、当社の基本方針である安定配当の考えに基づき、1株当たり中間配当金を前年並みの25円といたしました。期末配当金も1株当たり25円を予定しており、年間では1株当たり50円を見込んでおります。 引き続き短期的な業績の厳しさが見込まれるものの、中長期の持続的な成長に向けた取り組みは順調に進捗しております。今後も、成長の機会を捉えた営業活動に努めるとともに、収益基盤の改善に向けた施策や変革の取り組みを力強く推し進めることにより、ステークホルダーのみなさまにとっての価値を創出し続けてまいります。 株主のみなさまにおかれましては、引き続き当社へのご理解と長きにわたるご支援を賜りますようお願い申し上げます。親会社の所有者に帰属する当期利益(円)6040202022年上期2021年2022年上期上期発生する損益を加減算したものです。3,6933,759売上収益2021年2022年上期上期△148△182事業利益(億円)100△100△2002021年上期△4△991株当たり配当金2021年2022年50円50円(予定)25円25円(予定)期末25円25円中間連結決算ハイライト(IFRS)3,759億円50円(予定)
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