■サスティナブル素材使用率循環システム容器の流れオフィス内回収ボックス異物の除去作業実地容器保管(袋入り)パッカー車収集再生PET樹脂製造コカ・コーラ社製品に収集・運搬業者中間処理業者リサイクラーコカ・コーラシステムリサイクルベール化2030年 目標100%2021年 実績2022年 目標渡邉 真琴サスティナブル素材に切り替え新規化石燃料ゼロへすべてのPETボトルをコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社経営改革本部 サステナブルストラテジー部長担当者メッセージそのほかのサスティナビリティー活動についてはCSVレポートをご覧ください。https://www.ccbji.co.jp/csv/doc.php利用者ビル清掃業者排 出回収・収集保 管物 流中間処理リサイクル再製品化三菱地所との協業によりオフィスビルで「ボトルtoボトル」を推進 三菱地所㈱とともに、丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)のオフィスビルで「ボトルtoボトル」のしくみを構築しました。この連携により、同社が所有・管理するオフィスビル執務室内で回収されたPETボトルは再原料化され、当社製品の容器に生まれ変わります。専用のリサイクルボックスや啓発ポスターの設置等により、分別回収推進にも取り組んでいます。 企業や地域などパートナーとの連携により、PETボトル循環利用へのさらなる貢献を目指してまいります。Message グローバル目標「World Without Waste(廃棄物ゼロ社会)」の実現に向けて、活動の柱のひとつである「設計」に関する取り組みで容器の100%サスティナブル化を推進しています。資源循環を実現するには、行政、流通、業界団体などの関係者、そして消費者のみなさまの協力が不可欠です。今後もより確実な容器回収と「ボトルtoボトル」などの水平リサイクル・資源循環に向け、リサイクルの啓発活動や関係者との協働を積極的に展開してまいります。※2 熱を加えてPETボトルに密着させる方式のラベル。ケミカルリサイクルを活用したリサイクルラベルを共同開発 2020年よりPETボトルの再生利用において協業している遠東新世紀㈱のケミカルリサイクル※1プロセス「TopGreen■ ChemCycle」を活用し、使用済みラベル等から再生したPET樹脂を原料の一部に使用したシュリンクラベル※2を、㈱フジシールおよび東洋紡㈱と共同開発しました。今夏には、このリサイクルラベルを装着したPETボトル製品の試験販売を実施しています。※1 回収された使用済みPETボトルを選別、粉砕、洗浄して異物を取り除いた後に、解重合を行うことによりPET樹脂の原料または中間原料まで分解、精製したものを重合して新たなPET樹脂とすること。PET・ポリエステル廃棄物TopGreen■ChemCycle再生PTAプロセス再生PET製品40%50%サスティナビリティートピックス 日本のコカ・コーラシステムの環境目標「容器の2030年ビジョン」の達成に向け、「設計」「回収」「パートナー」の3つを柱とした活動を行っています。使用済みPETボトルから新しいPETボトルを生み出す「ボトルtoボトル」(水平リサイクル)などに取り組んでおり、2030年までにすべてのPETボトルを100%サスティナブル素材に切り替えることを目指しています。
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