ダイバーシティ&インクルージョンシンボルマーク“DEAR”各部門のダイバーシティ&インクルージョンシンボルマーク 女性取締役候補者育成を目的としたスポンサーシップの導入などを通じて、継続的に女性取締役候補者を育成するための仕組みの整備や取り組みを進めています。 女性管理職比率向上に向け、選抜制の管理職候補者向け育成研修を導入したほか、2030年の女性管理職比率の目標値達成のため、社内外から優秀な人財を採用しています。 年1度開催している会社全体の人財レビュー会議では、女性社員にフォーカスして議論を行う時間を設け、女性管理職候補者の登用や育成状況の確認、さらなる育成が必要な場合にはその施策などについて検討します。また、全社における女性社員数向上を目的に、2025年までに、採用募集で女性採用比率を50%、女性正社員比率15%という目標を掲げ取り組んでいます。 こうした取り組みのほか、多様性を理解し尊重しあえる組織文化を醸成・定着させるため、女性社員の働き方に対する既成概念を払拭し、すべての社員がさまざまなキャリアのあり方を模索できるよう、アンコンシャスバイアス※トレーニングやインクルーシブリーダーシップトレーニングを展開しています。また、配偶者出産休暇制度の充実および取得率の向上により、全方位的に女性が活躍しやすい環境の創出に注力しています。※ アンコンシャスバイアスとは無意識の思い込みのことです。生活するなかで、各々が無意識のうちに偏ったものの見方をしてしまっていることを指します。「多様性の尊重」への取り組みの詳細https://www.ccbji.co.jp/csv/inclusion/これまで営業やマーケティング、人事の仕事に関わるなかで、新しいやり方・アイデアを生み出すには、多様な価値観と経験をもつ人たちの対話が必要であることを実感してきました。その場の「普通」「当たり前」を打破するには、人とは異なる意見を取り入れる柔軟さと、間違ったとしても排除されないという心理的な安心感が必要です。今、経営の傍らで仕事をしながら、会社の持続的な成長と変革には多様性が必須であるとあらためて感じています。目に見える違いだけでなく、目に見えない違いをもつすべての社員が活躍できる職場づくりに、これからもみなさんと一緒に取り組んでいきたいと思います。 2022年1月現在におけるCCBJHグループの女性管理職比率は6.4%です。 2030年目標「20%」の達成に向けて、2021年8月に各部門の事業特性や現状分析の結果を用いて、部門ごとの具体的な達成目標を設定したほか、11月に人事・総務本部長から全社員に向けて、私たちが今、女性活躍推進にフォーカスする必要性と理由について配信しました。そのなかで私たち自身が、多様な価値観や考え方をもつ人財が違いを尊重し合い、深い議論を通じて新たなアイデアや解決策を生み出し、実行していく必要性について言及しました。 さまざまな取り組みを通じて、女性が活躍できる職場の実現に向け着実な歩みを進めています。社長補佐 【多様性の尊重】 ハイライト東 由紀18女性の社員・管理職・役員数向上のための取り組み ダイバーシティ&インクルージョンについて考えること「女性管理職比率2030年に20%」の目標達成に向けて
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