CSV レポート 2022
20/52

3月8日の国際女性デー(International Women‘s Day)にジェンダー平等について考えるイベントを開催しました。イベントでは、CCBJHグループが、経営戦略における優先事項のひとつとしてダイバーシティ&インクルージョンの推進を掲げ、多様性およびジェンダーの平等に積極的に取り組んでいることを説明しました。また、育休を取得した男性社員と女性管理職が登壇し、柔軟な働き方や職場環境の整備、女性社員の活躍やキャリアアップへのモチベーション向上など体験を通した学びを共有し、参加した社員が自身の希望する働き方やキャリアを描く機会にもなりました。多様な背景をもつ社員の一人ひとりが、力を発揮し、成長して、CCBJHグループの社員であることに誇りを感じながらモチベーション高く業務に打ち込んでいける環境を醸成できるように、これからも努めてまいります。 男性社員が育休を活用しやすいように国の法制定に先駆け、会社独自の取り組みとして「育児休暇制度」を導入しています。また、休暇取得の利便性を高めるため、2022年からは取得期限を当初の3ヵ月から1年に延長しています。これにより、必要性に合わせた休暇取得の自由度が向上し、より有意義な制度となっています。 男性育児休暇の認知度を高め、制度活用を促進するために、2018年から「パパエプロン」という取り組みを導入しました。子どもが生まれた男性社員へ、その上司からCCBJIグループオリジナルデザインのエプロンをチームミーティングの場で手渡すことで、周囲に育休取得の協力を仰ぎ、本人へ育休取得を促すことを目的としています。今後も制度の策定だけでなく、活用しやすい仕組みや仕掛けにも注力していきます。多様性の尊重 2021年から、女性管理職へのキャリアアップを目指す研修を実施しています。対象となる女性社員は、約半年間の女性リーダーシップ研修を通し、リーダーとしてのマインドセットと必要なスキルを学びます。各自が自分の強みと課題に気づき、キャリア開発に向けた新たな行動につなげることを目指します。また、女性社員の上司にも合計で1日の研修を行い、女性の昇進を促すインクルーシブな社風づくりに貢献します。研修後も女性社員がリーダーシップを発揮する上での課題を相談し合えるプラットフォームを構築し、女性社員の活躍をサポートします。March 8th国際女性デーInternational Women's Day19女性管理職育成プログラムをスタート国際女性デーへの取り組み男性育休取得促進への取り組みジェンダー

元のページ  ../index.html#20

このブックを見る