CSV レポート 2022
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蔵王工場埼玉工場岩槻工場茨城工場宮城県刈田郡蔵王町群馬県利根郡片品村茨城県石岡市多摩工場東京都東久留米市海老名工場神奈川県厚木市、海老名市白州工場山梨県北杜市東海工場岐阜県恵那市京都工場京都府綴喜郡宇治田原町明石工場兵庫県丹波篠山市大山工場鳥取県西伯郡伯耆町広島工場広島県三原市小松工場愛媛県西条市鳥栖工場佐賀県鳥栖市基山工場佐賀県三養基郡基山町熊本工場阿蘇市、菊池郡大津町えびの工場宮崎県えびの市熊本県 CCBJIは、熊本県が創設した阿蘇の草原維持活動に積極的な企業・団体を認証する「阿蘇草原応援企業サポーター認証制度」の初回認定企業に選定されました。2021年11月、熊本県庁において県知事より熊本工場長へ認定証が交付されました。 私たちは2011年より、草原面積の減少、再生事業に関わる人手不足や高齢化という社会課題解決に向け、阿蘇の草原環境の保全・再生活動を行う「阿蘇草原再生協議会」に賛同し、長年にわたり同協議会に対して寄付や社員による野焼きボランティアへの活動支援を継続しています。 野焼きは、草原の再生維持だけでなく、草原保水(涵養)機能、草原景観維持、害虫駆除、草原に生息する絶滅危惧種の生態系保全にも、大きく寄与しています。阿蘇地域にはハナシノブなどの56種類の絶滅危惧種を含む希少な動植物が生育しており、草原再生への取り組みを支援することでこれらの多様な生物の保護にもつながっています。  熊本工場の水源域では「阿蘇草原再生」のほか、社員参加の森林保全や水田たん水事業の支援を行っています。今後も、各工場水源域での涵養活動支援や、社員が積極的にボランティアへ参加できる環境を整え、地域社会課題の解決に取り組んでいきます。認定証交付(右 : 蒲島 郁夫 熊本県知事)野焼きの様子(社員ボランティア)地域社会 工場水源域のみなさまと社員がともに、植林や間伐、田植えや稲刈り、木工体験などを通じてかけがえのない水の大切さを学ぶ、コカ・コーラ「森に学ぼう」プロジェクトに取り組んでいます。2022年4月には3年ぶりに、えびの工場の水源域において、えびの市民ボランティアや社員が協働で森林保全活動を実施しました。 今後も地域のみなさまとともに、私たちのビジネスにとって大切な原材料のひとつである「水」を育むため、全17工場の水源域にて水源涵養活動を推進していきます。製造工場水源涵養活動地域 2022年4月、多摩工場の水源域において東京都が推進する「東京グリーンシップ・アクション」に基づき、東京都と一般社団法人地域パートナーシップ支援センター、当社の三者にて、自然環境保全活動を行う契約を締結しました。 今後、東京都をはじめ現地活動のサポートをいただく東京都環境公社、東久留米市、東久留米自然ふれあいボランティアと連携し、活動に取り組んでいきます。製造工場水源涵養活動地域27地域との水源涵養の取り組み熊本工場の水源域「阿蘇草原」維持活動の取り組み

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