当社は2016年から日本初のフードバンク団体であるセカンドハーベスト・ジャパン(公益財団法人日本フードバンク連盟加盟)や一般社団法人全国フードバンク推進協議会などとパートナーシップを結び、各地域のフードバンク団体を通じて、子ども食堂ならびに各種福祉施設などに、定期的な飲料製品の寄贈を行っています。フードバンクとは「食料銀行」を意味する言葉で、品質には問題がないにもかかわらず処分される食品を、企業から寄付を受けて福祉施設や困っている人に届ける団体や活動のことを指しています。 2021年は、20都府県の団体に、コカ・コーラ社製品を11,063ケース(262,382本)寄付しました。お礼のお手紙をたくさんいただきました※TABLE FOR TWO International (TFT)は、世界規模で起きている、飢餓と肥満という食の不均衡を解消し、開発途上国と先進国両方の人々の健康を同時に改善することをミッションに活動しています。 2021年、CCBJHグループでは、地域課題解決を目指し、販売エリア内の自治体や団体と、災害時の救援物資供給や観光振興、SDGs推進に関する各協定、それらを包括した包括連携協定を締結し、ステークホルダーとの連携を図りました。 私たちは、飲料事業を通じて地域に価値を創出すべく、販売エリア内における地域課題解決に取り組んでいます。●全肢連との連携 CCBJHグループを含むコカ・コーラシステムでは、肢体不自由児・者の福祉の増進と、自立による社会参加を目的としてさまざまな事業を推進する一般社団法人全国肢体不自由児者父母の会連合会(全肢連)に対し、全肢連ステッカー付自動販売機の売上金の一部を活動費として寄付するなど、1980年より40年以上にわたり支援しています。●「TABLE FOR TWO」寄付型自販機 CCBJIは、浜松開誠館高等学校(静岡県浜松市)とSDGs達成に向けた協働の取り組みとして、同校内に「TABLE FOR TWO自販機(TFT自販機)」を設置しました。今回の取り組みは、世界規模で社会課題となっている飢餓問題の解決に向けて、支援したいという生徒のみなさんの想いから実現に至り、売上の一部は、「特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International」※に寄付され、開発途上国の子どもたちの学校給食支援に役立てられます。 今後もCCBJIは浜松開誠館高等学校と連携し、未来のために何ができるのかを考え、SDGs達成に向けてともに協力してまいります。●SDGsの協働発信 名古屋市立大学SDGsセンター(NCU SDGs Center)の活動の第一弾として、名古屋市を循環型社会にすることを目指した人文社会学部伊藤 恭彦ゼミと、プラスチック循環型社会の実現を目指すCCBJIが連携し、「海を守ろう!」ラッピング自販機を設置しました。 この自動販売機が、SDGsについて学ぶ機会を創出するきっかけになっています。●自然災害への地域支援 大規模災害に備えて、販売エリア内で災害協定を締結(2021年末時点1,062団体)しています。これは、避難所などへの飲料水の優先的な供給や、特定の災害発生時に自動販売機内の製品を無料で提供するなど、緊急時に地域のみなさまの生活に欠かせない飲料水の確保を迅速にサポートすることを目的としています。各地から届いたお礼の写真【地域社会】 地域への社会貢献活動寄贈数2021年実績28コミュニティのみなさまへのサポート地域課題への自治体・団体との協働の取り組み11,063ケース262,382本
元のページ ../index.html#29