CSV レポート 2022
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※ 企業レベルのGHG排出量の計算は、世界持続可能な開発のためのビジネス協議会(WBCSD)と世界資源研究所(WRI)が管理する企業GHG排出量のベストプラクティス標準であるGHGプロトコル基準(企業排出量と企業バリューチェーン、スコープ3標準)と一致しています。(私たちの取り組みサスティナブル素材※2の使用率(2022年までに)50%サスティナブル素材※2の使用率(2030年までに)100%サスティナブル素材※2使用製品の割合(販売本数ベース)(2025年までに)100%さらなるPETボトルの軽量化(2004年比)(2030年までに)35%販売量と同等の回収量(2030年までに)100%環境保護団体や業界団体との幅広い連携(2030年までに)水源涵養率。工場近辺の水源、流域に注力水使用量削減(2030年までに)温室効果ガス削減 スコープ1、2(2030年までに)温室効果ガス削減 スコープ3(2030年までに)温室効果ガス排出量実質ゼロ(2050年までに)再生可能エネルギーの推進※1 記載のない限り、基準年は2015年、目標年は2025年 ※2 サスティナブル素材 : 「ボトルtoボトル」によるリサイクルPET素材と、植物由来PET素材の合計 2021年10月、日本のコカ・コーラシステムは、日本国内のバリューチェーン全体における温室効果ガス(GHG)を2030年までにスコープ1、2において50%、スコープ3において30%(いずれも2015年比)削減することを目指す目標を策定しました。 ザ コカ・コーラ カンパニーと日本のコカ・コーラシステムは、事業の成長と同時に、パリ協定ならびに科学的根拠に基づく絶対的なGHG排出量削減目標に沿って、サプライチェーン全体のGHG排出量削減に取り組んでおり、全世界において2050年までにGHG排出量実質ゼロの達成を目指しています。 新たに策定したGHG排出量削減目標は、日本国内のコカ・コーラシステムの活動から直接または間接的に発生するGHG排出量の合計をSBTイニシアチブ※に基づき数値化し、スコープ1、2、3それぞれの領域において排出されるGHGの絶対量の削減を目指すものです。なおこの目標は、ザ コカ・コーラ カンパニーが全世界において達成を目指す目標(バリューチェーン全体で2015年比25%削減)レベルよりも高い、日本のコカ・コーラシステム独自の目標となります。 日本のコカ・コーラシステムでは、今後もスコープ1、2、3それぞれの領域においてGHG排出量の削減に取り組むとともに、日本政府の掲げる温室効果ガス削減目標(2030年度の排出量を2013年度比で46%削減)の達成にも積極的に貢献します。大切な資源を持続可能な形で有効活用していくため、継続的に改良・工夫を進め、環境保全に貢献していきます。関連するCSV Goals※1CSV Goals進捗 2050年までに温室効果ガス(GHG)排出量実質ゼロを目標に掲げ、サプライチェーン全体のGHG削減に取り組んでいます。また、2022年までにサスティナブル素材※2使用率50%以上を目標に「ボトルtoボトル」を推進し、2021年は40%を達成しました。水源涵養や水使用量削減の取り組みについても、目標に向け着実に進捗しています。29200%30%50%30%「温室効果ガス排出量削減」に向けた目標策定とその取り組み資源

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