ANNUAL REVIEW 2021CSVレポート 2022「withコロナ」において売上の改善を図るとともに、中長期の事業成長に向けた投資を継続証券コード:2579代表取締役社長カリン・ドラガンコスト削減に取り組む一方、成長に向けて、前年同期に抑制したマーケティング投資や人材への投資を適正な水準で実行したことなどから、上期では前年同期比74億円減の148億円の損失となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益につきましては、キューサイ㈱の株式売却益を計上したことなどから、前年同期比61億円増の4億円の損失となりました。する事業ポートフォリオの見直しや政策保有株式の売却、拠点再編等を実施し、現時点で十分なキャッシュを創出できていると考えております。設備投資を含めた資本の投下についても、内容をこれまで以上に精査しながら、中長期の成長につながるものに絞って実行しております。 配当につきましては、前年の中間配当は、前例のない厳しい事業環境の中、やむなく無配とさせていただきましたが、本年は当社の基本方針である安定配当の考えに基づき、1株当たり中間配当金を2019年並みの25円といたしました。期末配当金も1株当たり25円を予定しており、年間では1株当たり50円を見込んでおります。 今後の見通しにつきましては、売上収益は前年からの一定の回復を見込むものの、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい事業環境が継続することを見込んでおります。状況が正常化したときに、より利益を生み出せる体制の構築に引き続き取り組むとともに、売上と利益の状況を注視しながら、中長期の成長に向け、下期も必要な投資を実行してまいります。キャッシュの状況および株主還元について フリー・キャッシュ・フローの継続的な向上に努めており、資本の適切な管理・運用の観点から、子会社株式の売却をはじめと 引き続き短期的な業績の厳しさが見込まれるものの、中長期の持続的な成長に向けて信念をもって変革を遂行し、ステークホルダーのみなさまにとっての価値を創出し続けてまいります。 株主のみなさまにおかれましては、引き続き当社へのご理解と長きにわたるご支援を賜りますようお願い申し上げます。トップメッセージセンター(DC)」の稼働、低コストオペレーションの実現に向けたサプライチェーン体制のスリム化、新しい働き方の推進等の変革の取り組みを進めてまいりました。さらに、「廃棄物ゼロ社会」の実現に向けた100%リサイクルPETボトルの採用拡大や、ダイバーシティ&インクルージョンの推進などESGの取り組みも強化してまいりました。 上期の売上収益につきましては、第1四半期は新型コロナウイルス感染症の影響が限定的であった前年同期と比べて厳しい結果となりましたが、第2四半期には一定の改善を実現し前年同期比11%増となり、上期では前年同期比1%減の3,693億円となりました。事業利益につきましては、経常的な 平素より当社への格別のご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。新型コロナウイルス感染症に罹患された方々とそのご家族に心よりお見舞い申し上げます。また、感染拡大防止や治療等に日々ご尽力されている関係者のみなさまに心より敬意を表します。 当社のミッションは、困難な時期においても、すべての人にハッピーなひとときをお届けし、価値を創造することです。みなさまの生活に寄り添い、安全・安心な飲料・サービスを提供し続けるために、さまざまな対策を講じてまいりました。経済活動の早期再開に貢献すべく、社員、業務委託先、サプライヤー等を対象に新型コロナウイルスワクチンの職域接種をいち早く実施したことは、その一例です。上期の総括 本年上期(1月1日〜6月30日)における国内清涼飲料市場は、新型コロナウイルス感染症の影響継続などにより、前年同期比微増で推移したものとみています。そのような中、当社は新製品の投入や販売チャネルごとのトレンド変化への対応などにより、売上への影響を最小限に抑えてまいりました。また、コントロール可能な分野に注力し、ベンディングチャネルのオペレーションのさらなる効率化や、アジャイルで柔軟な供給体制に向けた自動物流センター「埼玉メガディストリビューションIR・投資家情報https://www.ccbj-holdings.com/ir/https://www.ccbj-holdings.com/corporate/download/●コーポレート・ガバナンスに関する報告書●ESG関連データ●GHGプロトコルに基づくGHG排出実績社会との共創価値(CSV)https://www.ccbji.co.jp/csv/編集方針、CCBJHグループの情報体系私たちは、適時・適切な情報開示を行うことにより、あらゆるステークホルダーのみなさまから正しく理解され、信頼される企業になることを目指しています。持続的成長を実現するためのESG領域(環境・社会・ガバナンス)における戦略や活動などの非財務情報は、「CSVレポート」でお伝えし、私たちの推進する戦略や実績を含む財務情報は、「アニュアルレビュー」および「株主のみなさまへ」でお伝えすることにより、統合的な情報開示を行っています。また、より詳細、かつ広範な情報は、ウェブサイトに公開しています。株主のみなさまへ●決算説明会資料●決算短信●有価証券報告書IR・投資家情報財務情報アニュアルレビュー財務・非財務データ集非財務情報CSVレポート社会との共創価値(CSV)04株主のみなさまへ2021年12月期 中間報告書(2021年1月1日〜2021年6月30日)CCBJHグループの情報体系
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