ニュースリリース

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自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)フォーラムに参画

2022年12月14日
コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス株式会社

コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:カリン・ドラガン、以下 当社)は、本年12月より、自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures:TNFD)の取り組みに賛同し、TNFD フォーラムへ参画したことをお知らせします。



TNFDは、気候関連の財務情報の開示に関するタスクフォース(TCFD)に続く枠組みとして立ち上がった、自然資本および生物多様性に関するリスクや機会を適切に評価するためのタスクフォースです。金融機関や企業に情報開示を促すことにより、資金の流れをネイチャーポジティブ(「2030年までに生物多様性の減少傾向を食い止め、回復に向かわせる」という地球規模の目標)に移行させることを目的に、自然関連リスクに関する情報開示フレームワークの構築を推進しています。

当社グループは、環境ポリシーにおいて、私たちの事業活動に欠かせない水を含めた自然資源を有効活用し、地球環境を持続可能な形で次の世代へ引き継いでいくことが重要な使命であると定めています。水を使用するビジネスを行う当社にとって、森林、草原、その他の水源域及び生態系を保全していくことは必要不可欠です。非財務目標 「CSV Goals」の一環として、水源涵養率の維持や水使用量の削減・効率化を目標とし、優先地域における水の保全・還元を進めることで、生物多様性の保全に取り組んでいます。17工場すべての水源域において、地域の森林組合などと協定を締結し、森林の持つ多面的機能を最大限に発揮するため、長期的かつ継続的に活動を行っています。

本フォーラムへの参画を通して当社グループは、生物多様性保全への取り組みを強化し、当社グループの事業領域における「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に貢献し、持続可能な社会の実現を目指してまいります。

コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス サスティナビリティーの取り組み(生物多様性の保全)
https://www.ccbji.co.jp/csv/

TNFDについて
自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)は、常に変化する自然関連リスクを組織が報告し行動を起こせるようにするための統合リスク管理と情報開示に関するフレームワークを開発し提供することを目的として設立されました。世界の金融の流れを自然にとってマイナスの結果から自然にとってプラスの結果へとシフトさせるようサポートすることを究極の目的と考えています。19.4兆米ドル超の資産を有する34名のタスクフォースメンバーが、TNFD共同議長とともにTNFDフレームワークを策定しています。業界をリードする科学機関、基準作成機関、データ機関から構成される16のコアナレッジパートナーが、タスクフォースの取り組みに参加しています。500以上の機関がTNFDフォーラムの一員としてタスクフォースの活動をサポートしています。TNFDは2023年にそのフレームワークを提供することで、常に変化する自然関連リスクについて組織が報告し、行動できるようにすることを目指します。金融機関や企業は、より優れた情報を得ることで、自然関連リスクと機会を意思決定のプロセスに組み込むことができるようになります。TNFDイニシアチブは、2020年9月にGlobalCanopy、UNDP、UNEPFI、WWFという4機関により設立されました。9か月間の準備フェーズを経て、2021年6月に正式に発足しました。TNFDは、英国政府、オーストラリア政府、スイス政府、オランダ政府、UNDP、地球環境ファシリティ(GEF)、チルドレンズ・インベストメント・ファンド財団(CIFF)の資金提供を受けています。

ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。